土曜日。1週間の疲れもあって、寝坊したいのはやまやまだったが、まさか先輩に待ちぼうけを食わせるわけにもいかないので、懸命に起きる。今日の目的地は渋谷。
自宅から横浜に出て、湘南新宿ラインで一気に渋谷へ。そして待ち合わせはベッタベタのハチ公前。待ち合わせの11時(陽菜さんには最初10時って言われたんだけど、泣きを入れて1時間遅くしてもらった)の10分前には着いたんだけど、既に陽菜さんはお待ちになってる。
「おはようございます。すみません、遅くなりまして。」
私が恐縮しながら、挨拶すると
「おはよう。大丈夫だよ、別に遅刻したわけじゃないんだから。さぁ、行こう。」
そう言って、陽菜さんは笑顔。優しい先輩で本当によかった。
ハチ公口からは、寄るべきブティック、ショップの宝庫。私は単純にワクワクしながら、各お店を見て回る。
「この服、可愛いですよね。」
「由夏に似合うよ。」
そんな、今までもこういうとこを見ながら、友達と交わしてたような会話を陽菜さんと交わしながら。土曜日ということもあり、どの店も既にお客さんの数が多かった。そんな中、声を掛けてくる店員さんと話をしたり、逆に尋ねたり。
そんなことを繰り返してるうちに、あっという間に時間は経ち、午後の2時を過ぎていた。
「お腹すいたね。」
どちらからともなく、そんな会話になる。一緒にいるのが悠だったら、とっくに彼女の方から言ってきてるよな、なんて内心思いながら、私達はファ-ストフ-ドのお店に入った。注文して、2Fのイ-トスペ-スに上がった私達は、窓際の席に腰を下ろした。
自宅から横浜に出て、湘南新宿ラインで一気に渋谷へ。そして待ち合わせはベッタベタのハチ公前。待ち合わせの11時(陽菜さんには最初10時って言われたんだけど、泣きを入れて1時間遅くしてもらった)の10分前には着いたんだけど、既に陽菜さんはお待ちになってる。
「おはようございます。すみません、遅くなりまして。」
私が恐縮しながら、挨拶すると
「おはよう。大丈夫だよ、別に遅刻したわけじゃないんだから。さぁ、行こう。」
そう言って、陽菜さんは笑顔。優しい先輩で本当によかった。
ハチ公口からは、寄るべきブティック、ショップの宝庫。私は単純にワクワクしながら、各お店を見て回る。
「この服、可愛いですよね。」
「由夏に似合うよ。」
そんな、今までもこういうとこを見ながら、友達と交わしてたような会話を陽菜さんと交わしながら。土曜日ということもあり、どの店も既にお客さんの数が多かった。そんな中、声を掛けてくる店員さんと話をしたり、逆に尋ねたり。
そんなことを繰り返してるうちに、あっという間に時間は経ち、午後の2時を過ぎていた。
「お腹すいたね。」
どちらからともなく、そんな会話になる。一緒にいるのが悠だったら、とっくに彼女の方から言ってきてるよな、なんて内心思いながら、私達はファ-ストフ-ドのお店に入った。注文して、2Fのイ-トスペ-スに上がった私達は、窓際の席に腰を下ろした。