「聡志。」
「うん?」
「明日は試合出るよね?」
「多分。」
「ピッチャーとして?」
「いや、今は俺はキャッチャーだから。」
「でも・・・疲れてるよね?」
そう言って、伺うように俺の顔を見る恋人が、とにかく可愛くて、ちょっとからかってやろうかと思ったけど
「お前の顔見て、お前の美味い料理、腹いっぱい食べたら、疲れなんて吹き飛んだよ。」
と言ってやると、パッと顔を一瞬輝かせたけど、すぐに顔を赤らめ、うつむき加減に
「後片付けして来るから、聡志は先にお風呂入って来て。」
と言って、俺からそそくさと離れて行く。
バカだな、例えどんなに疲れていたって、今夜お前の期待に応えないなんて、あり得ないだろ?だって、俺自身がどれほど、この日を待ち侘びていたか。
それにしても、このところの由夏の甘えっぷりは、凄いよな。もともとツンデレの気はあったけど、2人きりの時のデレ方は、キャラクター変わっちゃった?っていうくらいだ。
お互いに忙しく、会えるインターバルがどんどん長くなっているのもあるが、あいつの仕事がハードになる一方である反動もあると思っている。
大変そうだなとは思ってるけど、その面については、あえて知らんぷりをしている。もちろん由夏が俺に何かをぶちまけたいなら、何時間でも聞いてやるが、俺と一緒にいる時くらい、仕事のことを忘れたいという、あいつの気持ちはわかっているから。
それに今の由夏のデレぶりが、俺だって嬉しくないはずもない。
(今夜は久しぶりに、思う存分に可愛がってやる。由夏、覚悟しとけよ。)
そんなことを考えてながら、ニヤニヤしながら、立ち上がった俺を見たら、由夏はまた
「変態度がアップした。」
とか言うんだろうな。でも、それは誰のせいだと思ってるんだよ・・・。
「うん?」
「明日は試合出るよね?」
「多分。」
「ピッチャーとして?」
「いや、今は俺はキャッチャーだから。」
「でも・・・疲れてるよね?」
そう言って、伺うように俺の顔を見る恋人が、とにかく可愛くて、ちょっとからかってやろうかと思ったけど
「お前の顔見て、お前の美味い料理、腹いっぱい食べたら、疲れなんて吹き飛んだよ。」
と言ってやると、パッと顔を一瞬輝かせたけど、すぐに顔を赤らめ、うつむき加減に
「後片付けして来るから、聡志は先にお風呂入って来て。」
と言って、俺からそそくさと離れて行く。
バカだな、例えどんなに疲れていたって、今夜お前の期待に応えないなんて、あり得ないだろ?だって、俺自身がどれほど、この日を待ち侘びていたか。
それにしても、このところの由夏の甘えっぷりは、凄いよな。もともとツンデレの気はあったけど、2人きりの時のデレ方は、キャラクター変わっちゃった?っていうくらいだ。
お互いに忙しく、会えるインターバルがどんどん長くなっているのもあるが、あいつの仕事がハードになる一方である反動もあると思っている。
大変そうだなとは思ってるけど、その面については、あえて知らんぷりをしている。もちろん由夏が俺に何かをぶちまけたいなら、何時間でも聞いてやるが、俺と一緒にいる時くらい、仕事のことを忘れたいという、あいつの気持ちはわかっているから。
それに今の由夏のデレぶりが、俺だって嬉しくないはずもない。
(今夜は久しぶりに、思う存分に可愛がってやる。由夏、覚悟しとけよ。)
そんなことを考えてながら、ニヤニヤしながら、立ち上がった俺を見たら、由夏はまた
「変態度がアップした。」
とか言うんだろうな。でも、それは誰のせいだと思ってるんだよ・・・。