桃李が寝室をノックしてきた



鍵を開けた



「萌…ごめん
勝手な事をして…萌が辛そうだったから」



「ううん
ごめんね…桃李に心配かけたね
私…桃李がいればいいよ
晃一さんは次期社長になる人
婚約者もいる人だから
私は側にいれない…
晃一さんには晃一さんに釣り合う人が
いるから…私は大丈夫」




「萌⁇」




桃李が私の涙を拭いてくれた