家に帰ると知らない靴があった



リビングに入ると…



「晃一さん…」



「萌!」



「どうして⁇」



「桃李くんが教えてくれた」



「帰ろう!萌!」



私はさっき社長から聞いた話が



頭から離れず…



「ごめんなさい…
私帰りません!晃一さん 私の事は
忘れて下さい


と言って寝室に行った



すぐに晃一さんは寝室をノックしたけど



「萌!君と話がしたい開けてくれ」



「私は話をする事はありません
帰って下さい」



本当は貴方の顔が見れて嬉しくて



私も話がしたい



貴方に触れたい



だけど…



苦しい…



晃一さんが山口コーポレーションの跡取り



その上婚約者がいる



そして桃李のお母さんの弟



私は貴方といる事が無理



本当は一緒にいたい…