その日の夜



インターホンが鳴った



モニターを見ると智子だった



玄関を開けると



「急にごめんね」



「智ちゃんいらっしゃい」



桃李が満面の笑顔で言った



「おじゃましま〜す
桃李 一段とイケメンになったじゃん」



「褒められても何もないけど…」



と言って桃李は笑っていた




「どうしたの⁇」



「う〜ん 
あのさあ歓迎会の話なんだけど…」



「不参加にしたけど」



「わかってる…桃李がいるからね」



「どうしたの⁇智子らしくないけど…」



「あのさあ部長に頼まれて…その…
萌を歓迎会に誘って欲しいって…」



「何それ!部長が智子に頼んだの⁇」



「お願い萌…参加して…あの部長怖そうだし
桃李も今度の土曜日萌を貸してくれる⁇」



「部長ってあの人⁇」



桃李は一度部長を見てるから聞いてきた



「明日私から部長に断るから
智子ごめんね…」



本当あの部長なんなの!