「……珍しい
今日はいちゃいちゃしないんだ」
教室の前でこーくんと別れた私
そのまま席に座れば
ミキちゃんが物珍しげな視線を向けてくる
「……いちゃいちゃなんてしてないもん
こーくんが抱きついてくるだけだもん」
「それをいちゃついてるって言うの
まったく…天然無自覚はこれだから…」
いつもは授業が始まるまで
廊下でこーくんと話してる
始業のチャイムが鳴ると
こーくんは別れを惜しむように
私を抱き締めてから自分の教室に向かう
毎朝恒例のそれが今日はなかったから
だからミキちゃんは少し驚いてる
「喧嘩でもしたの?
そんな感じには見えなかったけど」
「喧嘩はしてないよ
ちょっと……キャパオーバー中」
困ったように笑えば
察しの良いミキちゃんは「あー…」っと
納得するように声をあげる
今日はいちゃいちゃしないんだ」
教室の前でこーくんと別れた私
そのまま席に座れば
ミキちゃんが物珍しげな視線を向けてくる
「……いちゃいちゃなんてしてないもん
こーくんが抱きついてくるだけだもん」
「それをいちゃついてるって言うの
まったく…天然無自覚はこれだから…」
いつもは授業が始まるまで
廊下でこーくんと話してる
始業のチャイムが鳴ると
こーくんは別れを惜しむように
私を抱き締めてから自分の教室に向かう
毎朝恒例のそれが今日はなかったから
だからミキちゃんは少し驚いてる
「喧嘩でもしたの?
そんな感じには見えなかったけど」
「喧嘩はしてないよ
ちょっと……キャパオーバー中」
困ったように笑えば
察しの良いミキちゃんは「あー…」っと
納得するように声をあげる