「…本当にひとりでいくの?」
「うん」
「やっぱり僕も…」
「だめ」
こーくんが言い切る前に
私はきっぱりと断った
昇降口までついてきてくれたこーくんは
さっきからずっと
不安そうな表情を浮かべて
そわそわと落ち着きない
そんなこーくんを安心させるように
私は微笑む
「こーくんは待ってて」
あれから3日後
私はすーちゃんにメールで呼び出された
話したいって
呼び出されたのは中庭
お昼休み
わざわざ人通りの多い中庭を指定したのは
きっと、私が怖がらないようにだと思う
すーちゃんはきっと、後悔してる
自分がしたことを
間違ったことをしたって分かってる
だから、ちゃんと会って謝ろうとしてくれてる
「うん」
「やっぱり僕も…」
「だめ」
こーくんが言い切る前に
私はきっぱりと断った
昇降口までついてきてくれたこーくんは
さっきからずっと
不安そうな表情を浮かべて
そわそわと落ち着きない
そんなこーくんを安心させるように
私は微笑む
「こーくんは待ってて」
あれから3日後
私はすーちゃんにメールで呼び出された
話したいって
呼び出されたのは中庭
お昼休み
わざわざ人通りの多い中庭を指定したのは
きっと、私が怖がらないようにだと思う
すーちゃんはきっと、後悔してる
自分がしたことを
間違ったことをしたって分かってる
だから、ちゃんと会って謝ろうとしてくれてる