「…それより、つむぎさ」
「ん?」
「付き合ってるやつとかいる?」
「え」
すーちゃんの急な質問
不意をつかれて赤くなる私
すーちゃんはそんな私を見て目を瞬かせた
「……いるの?」
「…………こ、こーくん…」
小さく頷いて答えれば
すーちゃんはさらに目を丸くして
「…」
言葉を失った
…そうだよね
あんなにきらきらしたこーくんの相手が
私みたいなちんちくりんなんて驚くよね
つり合ってないのは
自分でも充分、分かってるけど
まわりからしたら余計にそう感じるはず
現にその事で何度も呼び出された事がある
こーくんの事が好きだった
好きな女の子達に
……色々、言われた
泣かれたり、怒られたり
小さないやがらせを受けた時もあった
「ん?」
「付き合ってるやつとかいる?」
「え」
すーちゃんの急な質問
不意をつかれて赤くなる私
すーちゃんはそんな私を見て目を瞬かせた
「……いるの?」
「…………こ、こーくん…」
小さく頷いて答えれば
すーちゃんはさらに目を丸くして
「…」
言葉を失った
…そうだよね
あんなにきらきらしたこーくんの相手が
私みたいなちんちくりんなんて驚くよね
つり合ってないのは
自分でも充分、分かってるけど
まわりからしたら余計にそう感じるはず
現にその事で何度も呼び出された事がある
こーくんの事が好きだった
好きな女の子達に
……色々、言われた
泣かれたり、怒られたり
小さないやがらせを受けた時もあった