今日のことを話しながら歩いているとあっという間に私の自宅に着いた。
「ここが家。なんかごめんね、こんな遅い時間まで」
「俺は男だし、誘ったのは俺なんだから気にしないで。それより今日は本当にありがとう。楽しかったし、一緒にいられて嬉しかった。また...今度は夏祭りにでも...って図々しいな、俺」
「図々しいなんて思わないよ。また樋口くんと色んな場所に行けるなんて嬉しいし、楽しみだよ。私今までバイトばっかりだったから、自分の知ってることの中で一生懸命生きてたけど、樋口くんと出会って世界が広がった。こちらこそありがとう」
このほのかに温かい感じ。
心が微熱を帯びて毎日続いていくこの感じは、もしかして、そうなのかもしれない。
新たに始めたい。
全てリセットするために。
いい意味で過去を捨てるために。
「ここが家。なんかごめんね、こんな遅い時間まで」
「俺は男だし、誘ったのは俺なんだから気にしないで。それより今日は本当にありがとう。楽しかったし、一緒にいられて嬉しかった。また...今度は夏祭りにでも...って図々しいな、俺」
「図々しいなんて思わないよ。また樋口くんと色んな場所に行けるなんて嬉しいし、楽しみだよ。私今までバイトばっかりだったから、自分の知ってることの中で一生懸命生きてたけど、樋口くんと出会って世界が広がった。こちらこそありがとう」
このほのかに温かい感じ。
心が微熱を帯びて毎日続いていくこの感じは、もしかして、そうなのかもしれない。
新たに始めたい。
全てリセットするために。
いい意味で過去を捨てるために。