明日にでも墓参りに行くか。


一人の家は静かで寂しくて物足りない。

俺は二葉の部屋に入った。

まだ物は残っていて、二葉の雰囲気を感じられた。

「二葉…」

俺は二葉の机の写真を見た。

あいつは笑っていて、幸せそうだった。






気がつくと朝だった。

どうやら二葉の部屋で寝てしまっていたらしい。

適当な変装をし、実家に帰った。