「この通り、僕らrainbowは皆さんのお陰でこうして頑張れています。
これからも僕らのファンで居てくれれば嬉しいです。
これからもよろしくな!!」


景斗が最後にまとめると、会場中で歓声が聞こえた。



「rainbow最高!!」

「愛してる~!!!」

「これからも大好きだよ!」

「頑張ってね!」


ありがとうみんな。

僕は泣きそうになった。

そうなっていたのは僕だけじゃなくて、グループ全員だと思う。



景斗は僕らの背中を押し、言った。

「まだ曲はある、最後まで全力で歌うぞ!!」






「ありがとうございました!」

曲が終わっても興奮したままだった。

「アンコール!」

「アンコール!!!」

あちこちでアンコールを要求する声が聞こえる。


「もう少し歌っちゃう?」

「そうだな!」

「行くぞ!!」

「おう」

「もちろん!」

「もっと楽しませよう!!」

「俺らの本気、見せちゃいますか!」


僕たちはもう一度ステージに上がり、ファンのみんなのために歌を歌った。