「ありがとう、みんな!
僕はどうしようもない人間から生まれ変わらせてくれて。これからもよろしくね!」

巧海は笑顔で手を振った。




「…いつも支えてくれて、その…サンキューな」


冬真は照れながら言った。

それはズルいわ。

僕に出来ることじゃない。



「俺は蓮とずっといて、こんな楽しそうな蓮初めて見たんだ。これも皆さんのお陰だよ!ありがとー!そして、これからもよろしく!!」

歩らしい。

自分のことみたいに蓮のこと思えるなんて。