俺はそれを思い出して、くすくす笑っていると瞬に変な目で見られた。

「大丈夫か?」

「ああ」

「明日頑張ろうな」

「うん!」







「おはよう!」

二葉ちゃんの声で朝が始まる。

「起きろ!!蓮起きろ!!」

景斗が蓮に怒鳴っている。

「目覚めのキスを」

「へぇ、俺のキスが欲しいんだな」

「んなわけねぇだろ!!二葉ちゃん限定だ!この変態!」

「こっちのセリフだ!」

景斗と蓮はまた取っ組み合いを始めた。


朝っぱらからうるさいよな。


「ごめんね、二葉ちゃん」

「いーのいーの!歩くん、一緒に売店行かない?」

「いいよ」

俺は俺のやり方で恋愛楽しんでますんで。

心の中でくすっと笑いながら、二葉ちゃんのあとをついていった。