話はまとまり、俺たちは宿へ戻った。 俺は洸汰と同じ部屋だった。 だから、今日のことを話していた。 「洸汰もperfectに圧倒された?」 「うん。今の僕たちじゃ完敗だね」 そうだな。 でも、話し合いをしたあとの俺たちならいける気がする。 「まあ、明日次第だろ」 「そうだね。なんたって、僕らはナンバーワンアイドルになるんだから」 「おう」 俺は洸汰と拳を合わせた。 明日はきっと、最高のパフォーマンスが出来る。