てゆーか…。


「慶兄?今日仕事は?」


「ん?タイミング良く今日から連休。ずーっと籠りっぱなしだったから」


お医者さんて大変なんだね。よく分からないけど。



「んで、こんなに朝早く集合掛けて何すんだよ」


瑠衣斗が言って、そう言えば今日何をするために呼び出されたか分からないままだった。



「ナースと花見~♪」


ニヤニヤと言う龍雅は、タバコを片手にそわそわしていて落ち着きがない。



「あ、ナースの子は呼んでないよ。残念ながら」


「っえぇーっ!?ま…じで…」



思い出したように言う慶兄に、目をぱちくりさせながら龍雅が絶叫した。



「俺が後から連絡して、断っといたからな」


ニコニコ言う宗太は、とっても楽しそう。


「うおー!!宗太お前はーー!!」


「龍ちゃんは本当に懲りないねえ」


美春が言った事にうんうんと頷く俊ちゃんは、美春と共に呆れた顔をしている。



「くそっ、るぅ!!お前慶兄の病院で知り合いのナースとかいねえのか!?」


「興味ねえもん」


サラリと言った瑠衣斗は、更に呆れた顔をしていた。



そんな龍雅に、慶兄は「入院でもしろ」と言ったのだった。