頭がポーッとして、何も考えれなくなってしまった。


瑠衣斗の唇と熱い舌が、私の全ての感覚と言う感覚を奪ってしまったようだった。



抵抗する事も出来ないまま、瑠衣斗に身を任せる事しかできない。


腰に回された腕が、ゆっくりと動き、プリーツの隙間から外股をなぞられ、ビクッと背中がしなった。


「ふっ…んんっ…」



感覚に耐えきれなくなり、瑠衣斗の肩に両手を付いて抵抗したが、後頭部に回された手に敵わなかった。


奪うように重ねられる唇に、そんな抵抗も出来ないくらい再び惑わされてしまう。




頭の片隅では、止めなきゃと思う自分が居るのに、止められない。


優しくももを撫でる手は、外側から内側へと移り、優しく撫でて私の理性の壁を崩していくようだ。



私、このまま――――……。