ピンポーン

「お嬢様。お帰りになられたのですね。」

「うん。今日はちょっとクラスの子が1人いるの。」

そう言って門が開くのを待った。1分もしないうちに自動で開き始めた。

鈴木くんはやば。とかすご。とか言っている。

メイドさんが門まで荷物を取りに来るのはいつものこと。

「お嬢様、おかえりなさいませ。お荷物お持ち致します。」

「ただいま。ありがと。こちらクラスメートの鈴木さん。助けてくれて手を怪我させてしまったから連れてきたわ。治療してあげて。」

「承知致しました。鈴木様こちらにどうぞ。」

「え?あ、はい。えっと斎藤は?」