『ばあちゃーん!!!また猫がうんちしに来てるよー!!!』

私は物心ついた時からひーおばあちゃんと2人暮らし。

小さな部落、森、川、畑、田んぼ。
野良猫もたくさん。
毎日のようにボス猫が家の庭に用を足しに来る。
ばあちゃんはバケツに水を汲んで追い払いに行く。

一緒に畑に行ってカニ捕まえたり、アオムシ取ったり、草むしりしたり。
ご近所さんにも可愛がられ、とてもとても平和な日々を送っていた。
しかし、そんな平和が地獄に変わる時が稀にあった。

母が顔を出しに来た時。。。

何かしらイライラをひーおばあちゃんに当たり散らして、食器を投げ割ったりしていた。
怖くて怖くて泣きじゃくってる自分をひーおばあちゃんはいつも守ってくれていた。

小学1年生になったある日。
お父さんと名乗る人と、自分のお姉ちゃんだという人が家に来た。

なんと、お姉ちゃんと一緒に住むことになるのだそう。
お姉ちゃんは3つ年上だった。
中学生になってから知ったのだが、お母さんとお父さんは自分が6ヶ月の頃に離婚しており、お姉ちゃんはお父さんの方に引き取られていたんだそう。

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