「愛弥〜早く起きない!また遅刻するわよ!」

お母さんの声が私の頭に響く

仕方なく起きて学校に行く準備をする私
小原愛弥(コハラアイミ)
 普通の公立中学の一年生

素早く用意をすませる


「いってきます」

「いってらっしゃい」

いつもどうり、お母さんと挨拶を交わして学校に行く