「おーい。健太さっきからぼそぼそ何喋ってんだ?」

幼なじみの、片岡奏斗が俺の顔を覗き込んできた。

「(今日もかっこいいな。)」

「な、なんでもねえよ」

「お前の独り言なんていつものことかー」