薬を受け取って学校に向かう。
バス停に座って待ってる間、
「知らせないといけない!」
って思ったのが母だった。

"どう思うかな、悲しむかな?"

色んな感情がゴチャゴチャだった。

とりあえず、携帯の連絡先を開いて
【 母 】の文字。

震える指で押す…

プルルルル…プルルルル…
っ!繋がった!

「もしもし、姫加だけど病院終わったよ」
『どうだった?』と母の声が聞こえる。

何故か母の声を聞くとホッとする。

病院の検査結果の事を伝えた。

丁度、バスが来て「またね」と電話を切って
音楽を聴きながら泣いた。