えっ!
すごい…。
奈美も、ちゃんと気持ち伝わったんだ…。
やっぱり、頑張って諦めなかったら、願いは叶うのかな?
それから、奈美と皐月とメールを何回も交わし、恋バナ盛り上がっていた。
あっ!
結那からのメールを忘れていた。
急いでボタンを押した。
《どぅだったァ〜??(-∀-) 春クンと付き合ったァ?? ププッ(笑∀q)》
なに、最後の…。
《ううん(≧∀≦)))》
顔文字攻撃。
《ぢゃぁ、約束通り…一生春クンと話さなぃでね☆》
へーんっ 春哉がいいって言ったから、そんな約束守らねーよぉー!
《でも、今日春哉にその事言ったら…そんなの酷いってぇ('∀`*))だから、その交渉は無かったってことで(笑)》
うん。無し!
《はぁ!?あんたチクったの!?》
《そうだよぉー》
《最低ッ》
…勝った。
それから返事はしなかった。しなくていいだろう。
多分、また嫌がらせがあると思うけど、春哉と話せるから…いい。
その日はぐっすり眠れた。