2日や3日たっても、皆の涙は止まらなかった。

クラスで、少しだけど仲の良い人までも泣いていた。

A組の人でくるんと関わっていた人は、授業がまともに受けれなかったそうだ。

そして、4日目。

くるんのお母さん達は少し落ち着いてきた。

それで、家にはいらせてもらった。

そして、あの謎を解くために。

でも、そんな物はいっさいになかった。

そして、皆が立ち直ったのは、1ヶ月がたった頃だった。

それでも、くるんと仲が良かった奴は、荒れていた。

それと、同時にくるんも弱り始めた。

それで、警察が捜査を始めた。

清水・愛夢・優衣香は、呼び出された。

「何で、君たちはその現場に居たの?」

「優衣香は、飼っている犬のブン太の散歩に行っていたんです。」

「ありばいを証明出来る人は?」

「お母さんに言って、出かけました。」

「俺は、スポーツ事務の体育館で、サッカー部の練習があるから、行こうとして
いたら、くるんを見かけて、優衣香が、震えているのを見て。」

「私は、お母さんとアレルギー科の病院に行った帰りに、くるんが叫んでいるの
が、聞こえて、途中でおろしてもらいました。」

「あの動画を撮ったのは?」

「「「分かりません!」」」

「じゃあ、他に居た人は?」

「「パニックで分かりませんでした!」」

「俺も見てません。くるんを止めに行こうと思って。」

「じゃあ、くるんちゃんが自殺した理由は?」

「引き出しの中にあるって、言ってました。」

「分かった。帰っていいよ。」