……ガッカリだ。



トップなら規則に従うだけじゃなくて自分の意思も持ってほしかった。



「……やっぱりQueenにはなりません」



「え!?海桜さん!?」



「……」



私がそう言うと一犀さんはとても驚いた。



目の前の桜雅さんはジッと見つめて離さない。



「……そう、まあ有力候補ってだけだからな。おまえの他に候補はたくさんいるー……!?」



ダンっ



私は桜雅さんの寝ているソファを思いっきり蹴った。