Flower black Side Story ※Flower blackを読んでから読んでいただけると幸いです※ Ⅰ.昴と憂羽 2024.3.27 ～完～

私はそこから逃げ出したかった。 逃げ出したいと思った時に現れて 手を差し伸ばしてくれたのは 同じ歳ぐらいなのに 夜の街に溶け込み目立つ 綺麗な顔をした人だった。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ たった1人の家族である母のために 1人で全てを背負い込む一般社会の女の子 篠崎 蘭 - Shinozaki Ran - 夜の街の人間で逆らうものはいない、 天下の香月家の次期当主であり トップチームの総長 香月 桜夜 - Kouzuki Ouya - ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 「私を……助けて」 「……蘭のためなら僕が持ってる 権力全て使うよ」 私のために身をはり、私のために本気で 怒ってくれて助けてくれる人は この真っ暗な世界であなただけだ。 Flower black ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ ＊前作 " Flower Pink " の次のお話です。 ぜひ前作をご覧になってから 読んでください。 (読まなくても楽しめる話にはなってますが、 読んだほうが物語が分かりやすくなっています𓈒 𓂂𓏸) 2022.11.10 END ＊番外編随時更新予定

さよならを想ってしたキスを 私は忘れない。 ＊ ＊ ＊ 「もう俺とお前には お互い相手がいるもんな」 そう言う君、 なんでそんな顔をして言うの？ 「昔とは違う」 分かってる、昔の関係に 戻れないことくらいー…… だから新しい恋をしたいのにー…… ＊ ＊ ＊ 中学時代付き合っていた 大城心菜(ここな)と梶原葵(あおい)。 「葵くんの好きな人はだれ？」 「今は言えない」 君は昔からなにを考えているのか 分からない。 忘れたいのに、忘れられない。 私はたぶんずっと君しか想えない。 ＊ ＊ ＊ 編集部オススメ作品で 紹介されました！ ありがとうございます！ 0922~0502 END. ＊修正しました！