__…… 「雷鳴から宣戦布告ねー……」 杏祐さんはそう言いながら1枚の紙を見た。 雷鳴って……藍を襲いに行って、そして私がこらしめた奴ら…… 「まあ……俺もこれで終わらす気はなかったから、こいつらとは。いい時に布告してきたよ」 桜雅さんはソファに寝っ転がりながらそう言う。 「海桜さんと雷鳴に行った時、休戦協定破棄したんでしたっけ?」 「そう、しかもコイツ頭の音弥をやってるからな。余計向こうに火をつけたんだろ」 桜雅さんはそう言って私の方を見た。