* 「あやめ、おは!」 「おはよう」 あれから夏休みがおわり、ちょっとした平凡な毎日がまたやってきた。 わたしが死のうとしていたことなんて誰もしらない。 ただ一人知っているのは天使くんだけ。 そんな天使くんはというと、なぜか同じクラスに転校してきた。 天使くんの名前は 「山田太郎」 明らかに偽名だと思った。