智也「そうだよな…俺はいつも美月を待たせてた。

何回も何回も、それでも美月は俺を信じてた。なのに俺はたった1回で…

結局俺はまた逃げただけか。」

よかった。

智也はきちんとわかってくれた。

俺はそれが嬉しかった。

智也「なぁ光琉…俺は美月を待つよ。」

光琉「そうだな…あいつは人に頼らない。

だから俺たちであいつを支えないといけない。

そのためにもお前に何があったのかを教えて欲しい。」

智也「それはもちろんだ。ただ…ここに陽菜を呼んで欲しい。」

光琉「なんでだ?」

智也「俺は陽菜にも迷惑をかけた。陽菜は俺のためを思って美月を突き放した。陽菜はずっとその事を気にかけてる。だから…」

光琉「そっか。分かった。」

智也はすぐ陽菜をここに呼んだ。