その日の夜、温太からのラインが来ていた。

隣よろしくねと。

学校でも言ってくれたのに、こうゆう細かいところも良いところだと思う。


なんかこの席楽しみになってきた。

私も よろしくね と返した。





ガラガラ


教室に入るともうすでに人がいた。


前の席に間違いそうになった。その瞬間、

「バカ!佐藤、こっちだろー」と声をかけてくれた


「温太ありがとう、まだ慣れてなくてさー?」


「俺が隣なんだから慣れろよなー」

今は隣でよかったって思うよ。

「あはは、自分で言って恥ずかしくないんですかーーーーー?」

っていうと。


赤い顔する温太。


そんな照る温太の顔が少し可愛いと思った。