傷ついた先に
とりとめもない日常があれば。
それはそれで幸せ。
続編には
そのあとの物語と、本編では明かされなかった過去がありました。
みんなを傷つけたあの人。どうしてそうなってしまったのか。どうして傷つけなければならなかったのか。
そして、
数々の困難を乗り越えた二人のそのあと。
たくさんの傷痕は絶対に癒えないし、過去の過ちはもうやり直せない。
でも、それを乗り越えて生きること。それをする必要がある。それが最大の癒しであり最大の償い。
きっとこれから先も色々なことがある。泣いたり、また人を傷つけるかもしれない。
でもきっと。乗り越えられる。
たくさん人を傷つけたからこそ。たくさん傷ついてきたからこそ。
――嗚呼、未来はこんなにも希望で溢れている。