「なんで、震えているの?」



彼は私の手を指さしていて私も見てみると、手が震えていた。

間違えなくその理由は彼が私に触れている事だったから早く話してもらいたかった。




「少し男の子が苦手なんです」

そう、私は困った顔をして笑った。