「もう.....あんたがそれでいいならいいけどさあ!
ネットの男の人と二人でいきなり会うのは危ないんだからね??
大体は大型のオフ会に行くとか、大人数で企画されているのとか行ってからだんだん人数減らして会うのとかがいいんだからね?
これで何かあっても言うならば完全なる自己責任。危険がわかった上で会ってるんだから、何かあった時に向こうが悪いのはそれは当たり前だけど全部向こうが悪いわけじゃないんだからね?
これ前も言ってるからね?!」
「うん....わかってる。
でも悪い人じゃないとは思うんだ。
もちろんなっちゃんが心配してくれているのもわかってる」
本当に、心配している目でこっちを真剣に見ているからわたしも真剣に答えた。
少し見つめあった後、私が覚悟したのがわかったかのようになっちゃんはもういいよ、と納得してくれた。