「ふーん?付き合っているから問題ない、ねえ。
それにしても嫌がっているように見えるけど?」
「それはっ、照れてるんだよ!
だって初めてだもんな?!」
急にこっちにふってくる。
私は怖くて首をふることしかできない。
「彼女は首振ってるけど?
というか、それじゃなくても気になるもの見ちゃってさ。
『今日JKとラブホデートしまーすっ。
上手くいきゃ撮れるかも??
その時はまた載せる!
可愛い子だといいんだけどさっ、まあみんな武運を祈っといてくれや笑』
『やばい、当たりだわこれ笑
〇〇ホテルに連れ込んできまーす!』
ってさ?聞き覚え、あるんじゃない?」
それを聞いている途中から彼はみるみる顔色が悪くなるが、もう最後は開き直ったように笑った。
「んだよ、そこまでバレてるのか。
ならいいよな?
お友達も全然美人だし、二人まとめて連れ込んでやるよ!!」
そう言ってなっちゃんの方に近寄ろうとしている。
「だ、ダメ!!」
私は行かせまいと腕を引っ張る。