女の子と関わろうとしてこなかった理由。 それがきっと、海音に悲しみを与えているのだとなんとなく思った。 私はもう海音から離れないよって。思いを込めて抱きしめる。 ことばにしなくても、それだけで海音は分かってくれるから。 海音の思いを聞いてほっとした私は、そのまま眠ってしまった。