「そうじゃなくって、こんな形で再会したのもさ何かの縁だし、俺ら友達にならない?」
「えっ…!?」
”友達?”
「俺、今の早瀬も嫌いじゃないけど…やっぱり、あの頃のキラキラした早瀬に戻ってほしんだ」
「あの頃の…私に?」
「あぁ」
「そんなキラキラしてたかな?私…それに、お肌のツヤとか、スカートの丈とか、もうそういううのはちょっと戻れないし…」
「だから、そういう意味じゃねーって、早瀬はキラキラできんだよっ…早瀬だって変わりたいと思ってるんじゃないのかよ?」
「…っ……私は…」
……確かに、変わりたいっ。
大人になってもずっと、古田の事引きづって、
色のない、代わり映えしない日常…。
それが、少しは変わる?
ううん…変わりたいっ!