「えぇっ！じゃぁこれも不正解！？」



めちゃくちゃビックリしているこのみちゃん。




「逆に、何でその答えにたどりつくのか全然分かんないんですけど！」




ハヅキが私を好きとか。



ありえなすぎるよ…！




「えー。私絶対そうだと思ったんだけどなー」



「このみちゃんは、私が今までハヅキにされてきたことを知らないから…！」



「何されたの？」




何、って。


私は今までハヅキにされてきた、数々の悪行を思い出す。






…いいよねこのみちゃんにならバレても。ハヅキの幼なじみだって言うし。何より、変な誤解されたままなのが一番困るし！




「…顔噛まれたりとか、無理やりキスされたりとか、合コン妨害されたりとか…その他諸々だよ！」




うっわマジで！？と楽しそうに笑うこのみちゃん。





「何あいつっ！小学生男子かよ！超うけるわ、お腹痛ー！」