家に帰って
ぼーっとしてたら
携帯が鳴った

相手は美帆


「もしもし?美帆?」


「愛里〜明日暇?」


「うん」


「じゃあ、会おうよ☆
愛里の誕生日のお祝い!
当日は准くんといるんだろうし笑」


「…准くんさ
私の誕生日覚えてなかった笑
駿也くんと遊ぶんだってさ笑」


「え?だってお兄ちゃん
明後日はバイトだよ?」


「…はは笑
なんかもう疲れちゃったな」

「とりあえず明日
話聞くから!
家に12時ね!」



美帆との電話を切ってから

しばらく何も考えられなかった