................。



しばらく沈黙の時間が流れた。



弱ってる彼に少しきつく言い過ぎたかな、
なんか本音が全部でちゃったな、



なんて自分の発言を反省していたら
彼が私に声をかけてきた。

 


「じゃあ、皆んなの求める役を演じて...
もっと頑張って...
それでも、、それでもまた
限界がきたらどうすればいい?」




大きな背中を小さくして
俯いたまま話す彼



「そのときは....
そうだね、




2人で逃げよっか。
どこか遠くへ。」