片手を上げた堀田。

「え!?」

 何と俺の身体は足元から光の粒子となって消滅し始めた。

 俺の存在がなくなるのだろうか!?
 何ともやるせない思いだ!

 突然、目の前が眩い光に遮られた!

 目を閉じたくなるような眩さだ!

 翔平…!

 翔平…!

 翔平…!

 何度も俺の名前を呼ぶ声が耳に飛び込んで来る!