「僕は真由を心から愛している。真剣な交際を願っているぐらいね」

「だーったら! 直接、真由本人に交際を求めたらイイだけの話しだろう!?」

「だけど肝心の真由の方は君に対する思いがとても強い。となると当然、僕にとっては君は邪魔な存在となってしまう。恋のライバルとか、そう言ったレベルじゃないからね」

「真由の思いを変えさせる為に俺を消したってワケだな!?」

 堀田は表情が明るくなり勝ち誇ったような雰囲気を出した。

「そう! 計画は上手く行った! 君はこの世からいなくなり、僕は憧れの彼女と生涯を共にする素晴らしい人生を手にした!」