「その上条さんって人、どうやって解決するの?」

 話しを聞いて久保が興味を抱いた。

「まだそこまでは聞いていないけどね。でも期待していてくれって言われたから」

「どんな風にするんだろねー?」

「さあね」

 俺は真由の顔を覗き見ながら頭を撫で始めた。

「何とかコイツを…、俺が守りてーよなー」

 マジでの俺の本音だ。