久保の問いに浦本の表情が変わった。
 俺たちが注目する中、重い口を開けた。

 いきなり俺に質問をし始める。

「天崎は…、魔法とか信じる?」 

 え?

 魔法?

 なーにそれ?

「ミサったら、今はそんな話しをするんじゃないじゃなーい」と久保。

「今から私が話す内容の重要なキーワードだから、天崎に質問したの」

「なーんで魔法なの?」

「だーかーらー」