『昨日の写真、見てくれました?
なかなか上手に撮れているでしょう
あれはプレゼントです
大切に保管して
ひとり寂しい夜にでも眺めるといいですよ』

パソコンで印刷された紙が一枚
封筒の中に入っていた

俺は机に手紙を
叩きつけると
イライラした気持ちを
押さえ込もうとした

いったい誰の仕業だろうか
悪戯したら質が悪い

手紙の主は何がしたいのだろうか?
意図が見えない

俺は手紙を封筒に
しまうと

カバンの中に突っ込んだ