「うわ
真面目な話だ」
「やめとくか~
菓子 食って
さっさと帰れ!」
瑛ちゃんは笑う
笑顔だけど
本気で笑ってない
「すみれはいいよ
保健室で待ってな」
順子はそう言って百合子と
保健室を出ていった
久美先輩は3年生になって
保健室には来なくなった
彼氏ができたようだ
瑛ちゃんより
彼氏に夢中だと嬉しそうに話していた
瑛ちゃんと二人きりになった
「顔色悪いな
どうした?」
「うん 生理中」
「痛い?」
「それなりに」
「薬は?」
「飲んでない」
「飲むか?
それとも横になるか?」
「薬飲みたい」
「ほら」
瑛ちゃんは私がいつも使っている
痛みどめを出してくれた
コップに水を入れてくれる
私は薬を飲むと長テーブルに顔を伏せた
「腹
温める?」
「カイロなら
もう貼ってる」
「そうか」
瑛ちゃんは私の頭を撫でてくれた
優しくて温かかった
私は
瑛ちゃんが好きだ
「つらいなら
家まで送ろうか?」
「そんなこと言ったら
私、甘えちゃうよ」
「痛いときくらい
いいんじゃねえの?」
「じゃあ
お願いしようかな」
真面目な話だ」
「やめとくか~
菓子 食って
さっさと帰れ!」
瑛ちゃんは笑う
笑顔だけど
本気で笑ってない
「すみれはいいよ
保健室で待ってな」
順子はそう言って百合子と
保健室を出ていった
久美先輩は3年生になって
保健室には来なくなった
彼氏ができたようだ
瑛ちゃんより
彼氏に夢中だと嬉しそうに話していた
瑛ちゃんと二人きりになった
「顔色悪いな
どうした?」
「うん 生理中」
「痛い?」
「それなりに」
「薬は?」
「飲んでない」
「飲むか?
それとも横になるか?」
「薬飲みたい」
「ほら」
瑛ちゃんは私がいつも使っている
痛みどめを出してくれた
コップに水を入れてくれる
私は薬を飲むと長テーブルに顔を伏せた
「腹
温める?」
「カイロなら
もう貼ってる」
「そうか」
瑛ちゃんは私の頭を撫でてくれた
優しくて温かかった
私は
瑛ちゃんが好きだ
「つらいなら
家まで送ろうか?」
「そんなこと言ったら
私、甘えちゃうよ」
「痛いときくらい
いいんじゃねえの?」
「じゃあ
お願いしようかな」