月曜日。




「古海!おはよう!」




「え...あ、おはよう...。」




みんな言わなかったこと、おかえり。




3日前も来ていたかのようなぐらいの言い分だった。




昼休みになって、來は古海に話しかけてきた。




「ねぇ來。なんか、みんな変じゃない?」




「海斗がおかえり。って言わないであげようって。でも、私は反対したんだよ?言わなかったら、先週いたみたいな反応だからさ。」




「そう...なんだ。」




そこに、教室に帰ってきた海斗が、古海を真っ先にみて歩いてきた。




「古海!おかえり!」