明日からは、林間学校。




何があるかわからない。




わからないからこそ、楽しい。




前日の夜。古海は、悩んでいた。




「どの服にしよっかなー...。」




(紫水くん、どんな服が好きだろ...。)




そう考えた後、古海は、頭を横に振り頬を両手で叩いた。




ハルには相手がいるから。




「馬鹿みたい...変なことばっかり考えちゃう...。」




考えることはやめ、古海は寝ることにした。




深夜1時。




2時。




3時。




寝れなかった。




当日の朝。




同じ班の、ハル、來、蓮、と合流した。




クラス混合なためほぼ余り物で構成された。




「古海!どうしたのその顔!」




「寝れなくて...。」




「そっかー。じゃあ今日も寝れないんじゃない?」




「かなー?」