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「はぁ?!ハルにキス!?」




「シッ!私がしたんじゃなくて、されたほう!」




「うそ…なんで?」




「わかんないよ…だから來に聞いてるの。」




地べたに三角座りをして、蹲っていた。




すると、來はニヤニヤとしながら古海の顔を覗き込んだ。




「そんなの、ハルが古海のこと好き以外ある?」




今まで考えたことがなかった、ハルが古海のことを好きということ、何かの事故とか、いたずらとか、そんなことしか考えてなかった古海は、顔が熱くなどころか、真っ赤になっていた。




「ありがとう。話してくれて。」




「え?」




「実は、その話、知ってる。キスまでは知らないけど」