「んな心配しなくても
ちひろを追い出したりしねぇから
安心しろ」

とか言って
おでこを小突くのですが

私が知りたい答えは・・・

分からないまま。

「ごはん作るね」

「大丈夫なのか?」

「え?うん?ただ眠かっただけだよ」

「ならいいけど。
無理しなくてもいいんだからな」

あぁ・・このたまにある優しさが

私の胸に、ずーんと響いてしまうんだよ。

そして

この人の事が
更に好きになっていく。