まぁ・・その直後に

「うわっ、何でお前がいんだよ!?」

私の前に元彼女様が入ってるわけだから
そんな佑二の声が聞こえるのは当然なんだけど。

とりあえず・・・脱衣所に向かってはみるものの

「なーにが、ちひろよ!?バカなんじゃないの?
髪くらい・・私に電話すればいいじゃないの・・」

強気の言葉とは裏腹に
泣いてしまっている元彼女様の姿を見てしまうと

私がいるべきではないのは分かりきっていて・・・

そのまま自分の部屋へ籠るしかないのは当然と言えば当然で・・・

っていうか、この部屋も

元彼女様の部屋じゃん・・はは・・笑えてくる。

浮足立ってた私にも笑えてくる。

何だ、この茶番劇。