ヤバイ、つい本能に従いすぎて
何も考えずに発言してしまった・・・


これは、動揺したらダメなパターンだから


「何、そんな見つめて」

誤魔化すしかなくなってしまった。


「あ、いや・・」


逆に動揺してる祐二がおもしろいっていうか


・・・・可愛い。ヤバイ。可愛い。

熱で血色がすごくいいし、目がうるうるしてるし

これで祐二が寝てたら

襲ってしまうレベルなんじゃないかと思ってしまうほどだ。


ヤバイヤバイ。
このままでは本能が暴走してしまう。


「ヨーグルトとか冷蔵庫に入れてくるね」


とっさに、そんな事を言いながら冷蔵庫にヨーグルトなどを詰め込み

冷蔵庫前で大きく深呼吸だ。


そうだ、少し冷静になろう。


祐二の香水なのか、部屋の香りなのか分からないけど

いつもの祐二からふわっと香る匂いが部屋中にあるせいなのか

自分の理性が保てなくなれそうになる。